【三位一体】の意味とは?数秘術でわかりやすく読み解いてみた★

三位一体,数秘術
わんこ君

日本神話で造化三神や三貴神がいるけど、神様が生まれた理由が意味不明すぎるね!

愛らんど

よく三柱一組の神様とか三位一体(さんみいったい)の考えが経典や哲学で言われているけど、数秘術で考えるとその意味が理解できる♪

数秘術からみて三位一体の神様の正体を読み解くと、象徴している3つのものは以下になります。

1は思考、2は感情、3は行動

これは人間の行動原理そのもので、私たちの内なる心の世界と外的な行動とのつながりを示しているのです。

造化三神(ぞうかさんじん)古事記で、天地開びゃく のときに高天原 に出現。最初に現れた天之御中主神 (あめのみなかぬしのかみ) ・高御産巣日神 (たかみむすひのかみ) ・神産巣日神 (かみむすひのかみ) をいう。
三貴神(さんきしん)イザナキから生まれた神、天照大御神(あまてらすおおみかみ)・月読命(つくよみのみこと)・須佐之男命(すさのをのみこと)。

わんこ君

始まりの三人の神様が・・人間の行動原理の始まりを表していたんだ💡ところで数秘術って何?

愛らんど

数秘術とは・・古代ギリシャの数学者ピタゴラスが数字には意味があるとして『万物はすべて数で表すことができる!』という思想から発展して現在に至る学問です✨

目次

三位一体の意味と数秘術

トリニティ

三位一体とはトリニティとも言われ、一般的に聖書における神(父)、聖霊、息子の三つが一体となることを指しています。

この概念はキリスト教で広く知られていますが、数秘術を用いてこの三位一体を解釈することで、私たちの日常生活や行動原理との関連性を理解することができます✨

世界の神話:三位一体の例

日本・・・アメノミナカヌシ 、タカミムスヒ 、カミムスヒ 

インド・・ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァ

ギリシア・・ゼウス、ポセイドン、ハデス

エジプト・・オシリス、イシス、ホルス

数秘術は、数を通して宇宙の原理や人間の特性を読み解く方法であり、特に1、2、3という数字は重要な意味を持っています。

この数字はそれぞれ固有の意味を持っていて、三位一体からなる1の存在から2の存在が出現し、そして3の存在が生まれる順番と数字の持つエネルギーが変化していく様子を照らし合わせて考えてみます。

すると、三位一体の神様が生まれる意味や理由が見えてくるという事です🌸

数秘術における1・2・3

ここで数秘術と日本神話に登場する天地のはじまりの神様、造化三神を対応させてみます。

天地の初めの時、高天の原に成りませる神の名は、天の御中主の神。次に高御産巣日の神。次に神産巣日の神。この三柱の神は独神に成りまして、身を隠したまひき。
〜古事記上巻の冒頭〜

数秘1:アメノミナカヌシ(思考)

数秘術における【1】の意味は、新しい始まりやリーダーシップ、独立性という特徴があります。

この「思考」としてのアメノミナカヌシは、私たちが持つ内なる思考や意識の基盤となりますので、新しいアイデアや計画、意思決定の根源と見ることができます。

「アメノミナカヌシ」は創造の始まりであり、すべての存在の根源神となります。

私たちが何かアイデアが思いつく時、それは「思考」の影響を受けてるのです。

宇宙の創造主アメノミナカヌシは宇宙の中心にいると考えられているので、現在は北極星の神:妙見菩薩として祀られています。

数秘2:タカミムスヒ(感情)

数秘2,あなたと私

数秘術における【2】の意味は、調和、協力、感受性といった感情的なつながりの特徴があります。

アメノミナカヌシは始まりの唯一の存在でしたが、次は主体と客体、見るものと見られるもの、私とあなたに分かれ2が登場します。

「感情」としてのタカミムスヒは、意識に対しての気持ちの表現であり、思考と他者との間の感情的な絆を結びつける役割を持ちます

私たちは他者と共感して、調和を求めつながりを感じようとします。そこから思考に感情という深み(愛)を加えることができます。

「タカミムスヒ」は愛を感じ、共有しようとする能力の源といえます。

数秘3:カミムスヒ(行動)

数秘術における【3】は、創造性、表現力、破壊、子どもという特徴があります。

カミムスヒは、意志を現実的な地上で実行する存在です。

主体(思考)と客体(感情)が噛み合わさることで息子(行動)が生まれます。

カミ(噛む・感応同交)➕ムス(生える・産む)🟰カミムスヒ

「行動」は、思考と感情の結果として現れる具体的な行動や成果を示します。

「カミムスヒ」は、私たちが何かを創造・表現・実行・そして具体的な形にすることで生み出す能力の象徴なのです。

タカミムスヒが男性神で3のエネルギー、カミムスヒが女性神で2のエネルギーという説もあり

まとめ

数秘術と三位一体の神様のエネルギーは、私たちの人生における創造と実現のプロセスを象徴していました。

日本の造化三神と数秘の1、2、3をまとめると以下のようになります。

  • アメノミナカヌシ: 思考を表す
  • タカミムスヒ: 感情を表す
  • カミムスヒ: 行動を表す

三位一体のそれぞれの象徴は、私たちがどのように考え、感じ、そして行動するかを示し、私たちの内なる心の世界と外的な行動がどのように結びついているかを理解する鍵となります✨

また、世界中の神話に登場する三位一体神はなぜか共通していることから、神は外に存在するものではなく、内側にあるもので人間に備わっているというのが共通認識にあると言えます。

ここから見てとれるのは、数字の持つ意味というのは時代や国境を超えて変わらないものであり、万物すべて数字で読み解けてしまうということです。(ピタゴラスが言ってるまんまですね)

1、2、3という数字や三位一体の神様が伝える真理とは、目の前に起こっている現実は私たち自身の内なる世界の現象化であると説いているのでした。

愛らんど

神話と数秘を深く理解することは、より良い人生を送るための知識を得るという事ですな!

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