愛らんど洞窟の中に滝が・・✨癒しのパワースポット『滝観洞（ろうかんどう）』へ行ってきました！
ぷーとんその名も『天の岩戸の滝』
日本神話にある『天の岩屋戸』とは、アマテラス大神は弟のスサノオノ命があまりにも暴れん坊な為に心が病んでしまい天の岩屋戸に身を隠してしまう物語です。
天の岩戸を祭る神社は宮崎県の高千穂にある『天岩戸神社』が有名ですが、なんと岩手にもあったとは！
しかも、瀬織津姫の滝があるらしい？？というので行って参りました。いざ、ソロ活ー！！
滝観洞の基本情報
滝観洞とは岩手県気仙郡住田町にある鍾乳洞で、洞窟の最奥部には天の岩戸の滝があり、洞窟内滝では国内最大級と言われています。
３億年前の石灰水が雨などに侵食されて形成した洞窟で、全長４,０００m以上もの長さがあります。
明治時代初期には、地元の人々に「風吹き穴」と存在を知られていましたが大正時代中期に洞窟探検に入った青年たちが洞内滝を発見。その後に観光洞窟として開設しました。
鍾乳石の岩肌を眺めながら地下水の流れるゴツゴツした道を探検するいわゆるアドベンチャースポットです！
洞窟内はだいたい１０℃ほどの気温で、上着は多めに着込んだ方が良さそうです。
| 施設名 | 滝観洞（ろうかんどう）観光センター |
| 所在地 | 〒029-2501 岩手県気仙郡住田町上有住字土倉298−81（MAPはこちら） |
| TEL | 0192−48−2756 |
| 受付時間 | 8：30〜16：30 ※11月〜2月は8：30〜16：00（土・日・祝のみ営業） |
| 入館料金 | 大人：1,100円 子供(小学生)：500円 未就学児：無料 ※障がい者割引で半額 （障がい者手帳提示） |
| 駐車場 | あり（無料） |
| 公式HP | 住田町HPより |
| アクセス | ●釜石自動車に乗り(無料)滝観洞ICから車で３分 ※盛岡から約90分、花巻から約50分、一関から約90分 ●JR釜石線の上有住駅から徒歩３分 |
愛らんど滝流し蕎麦が食べられると聞いていましたが、お食事施設は休止中でした。令和６年にリニューアルする予定みたいですね💡
滝観洞の探検レポート
滝観洞の入り口です。長靴とジャンパー持参で気合い入ってます！
まずは、受付所の券売機で入場チケットを購入し係の人に渡します。
その場でヘルメットの貸し出しと、洞窟内での注意事項などを軽く説明して頂きました。
入り口手前の朱い太鼓橋⛩️は、風恋橋といい「想いを胸に風恋橋を渡り天空から輝き舞う、滝の雫を見れたら願い事が叶う」という伝説があるそうです🩷
（滝観洞パンフレットより）
ところで滝の雫、洞窟の最奥部の方で必ず見ることができるのでは？？滝観洞の天の岩戸の滝まで辿りつければ願い叶いますね✨
アドベンチャーと聞いたらワクワクします！
午前中のお昼前でしたが、私の前に入って行ったのは２組ほどでした。
入り口付近は青いライトで良い雰囲気ですが、いきなり天井が低く腰を下げて進みます。
何度も気づかずガッツリ頭をぶつけてしまうので、ヘルメットが無かったら流血しちゃってますね！
なんと、松竹映画【八つ墓村】のロケ地だったようですね。洞窟に落武者って・・めちゃくちゃな設定。
主演：萩原健一。。
1977年・・生まれてませんけど横溝正史の金田一耕助シリーズ八つ墓村はかろうじて存じております。
滝観洞は観光地としてけっこう古いんですねぇ✨
乳房の岩
という名の鍾乳石です。しかも水が滴り落ちてるあたり・・数十年後は乳神様となってそうですね⛩️
（乳神様という民族信仰が岩手に多いのです）
鍾乳洞内はジオパークにもなっていて、何億年か前に生息していたアンモナイトの化石など見ることができます。
３億年かけて形成された鍾乳洞を探検していると、途方もない時間の差が無くなりドラえもんの世界観に入り込んだ感覚になりました✨
よく超古代にタイムスリップしたりするやつ🌸
小滝（女滝）
パンフレットには小滝となっておりましたが、掲示板には
【瀬織津姫の滝（せおりつひめのたき）】としっかり記されております！
鍾乳石の裂け目の奥から小さな滝が流れています。ちょっと意外に控えめな瀬織津姫の滝・・
『瀬織津姫の滝』が女滝で奥の『天の岩戸の滝』が男滝であり、夫婦滝（めおとたき）としてセットになっているようです。
ということは・・・天の岩戸にお隠れになった天照大神はしっかり男神と主張している風にも取れますよね。ふむ
（２つの滝の大小を区別するのに男滝・女滝という言い方をするようです）
ここの水でお守りにしたい石を洗い清めて、奥の天の岩戸の滝で祈ると願い事が叶うと言われています✨
私は着けていたパワーストーンのブレスレットを洗いました✨小銭を洗って金運アップを狙ってみても良いかも。
洞窟観音（聖観音）
見上げると高い位置に大きく開いた空洞があり、そこに鎮座していました🙏🏻✨
現世における人々の幸福を祈る聖観音様です。
厄除け・開運などにご利益があります。
洞窟内の安全を祈願して１９７０年に建立されたそう。ありがたや
天の岩戸の滝（男滝）
最後の難関の狭くて低ぅい天井をくぐり抜けて、ようやく最深部の天の岩戸にたどり着きました！
そして唖然となるほど、びっくり仰天の絶景です・・✨
そこは高さ６０mもあるドーム型の空間が広がっておりました。
２９mの高さから落ちる迫力の滝と、青くライトアップされた滝つぼの幻想的なことといったら・・✨５分は見てられます。
こんな穴場のパワースポット誰かに教えたくてたまらなくなりました！だから私は記事を書いています🌸
ここまで距離にして８８０mほどですが、５０分かかりました💦
なんせ私はじっくりゆっくり散策したのですが、普通の人は往復で５０分くらいで済むと思います。
何億年も人が踏み込んだ事のない洞窟の滝、めっちゃロマンあるし神の領域ってやつです。
長靴を履いていれば浅瀬に入ることができますよ💡とにかく長靴はあった方が良い。結構すべるしね。
帰り道は入り口まで来たルートを引き返すのですが、人とすれ違う時が結構大変でした💧まぁそんなにハイシーズンでもない限り混んでないとは思います。
愛らんど洞窟探検めっちゃテンション上がりましたー！そして天の岩戸の滝の美しさに超絶癒される・・🐉Instagramに投稿したのでぜひ見てね💜
【天の岩戸の滝】の由来とは？
そもそも、私は【天の岩戸の滝】の名の由来に惹かれて滝観洞を訪れたのです。
名付けた方はこのお方、
「天の岩戸の滝」と命名したのは、ＮＨＫの連続テレビ小説「花子とアン」で、仲間由紀恵さんが演じた「葉山蓮子」のモデルで、大正から昭和にかけて活躍した“情熱の女流歌人”柳原白蓮です。住田町出身の歌人・佐藤霊峰の師であり、彼の死後、住田町を訪れた際、滝観洞にも立ち寄り、「天の岩戸滝」と詞書して詠んだ歌、「神代よりかくしおきけむ滝つ瀬の 世にあらわるゝときこそ来つれ」が歌碑として設置されています。
住田町HPより
蓮子さん（柳原白蓮）が住田町に訪れていたこともびっくりですが、この句が素晴らしい！（花子とアン見てました💕）
「隠しおきけむ滝つ瀬の〜」で瀬織津姫ファンならすぐピンとくると思いますが、大祓詞の中にある「サクナダリに落ちタギツ速川の瀬に坐す瀬織津姫という云う神〜」から分かる通り瀬織津姫を暗喩していますよね？
滝つ瀬、滾(たぎ)つ瀬とは・・水が激しく速く流れる激流、水があふれるようにはげしく落ちる様を言います。
最奥部の滝を見てこの句を詠んだことを考えると、手前の小滝（女滝）が瀬織津姫が滝とは思えません。
神代より かくしおきけむ 滝つ瀬の 世にあらわるゝときこそ来つれ
私が現代風に訳すと⬇️
神代より 隠されてきた 瀬織津姫よ 姿を現す時代が来て欲しい
これですよね？そう、瀬織津姫の歌だったのですよ！🌸
そして天の岩戸の滝と名付けたその心は、日本神話で天の岩戸に隠れた女神は天照大神ではなく・・
瀬織津姫だよって事を伝えたかったのでは無いでしょうか？？
結論として、天の岩戸の滝こそが瀬織津姫の滝であると私は確信しましたとさ✨
終わりに
鍾乳洞探検と、サクナダリで大迫力な滝に感動し日頃の疲れがぶっ飛ぶ貴重な体験でした。
しかも、後から気がついたのですがこの日は１０月８日。
１０＋８＝１８、十八（イワ）、十（ト）、八（ビラキ）、＝ 岩戸開き ＝ 瀬織津姫 封印解除
（参考・・『数霊に秘められた宇宙の叡智』著者：深田剛史・はせくらみゆき/徳間書店より）
岩戸開きの日に【滝観洞】に訪れるという偶然にちょっと感動します✨
ローカルな場所にも未知な世界が広がっているので、パワースポット巡りはやめられません。
しかし、岩手は隠れ神の瀬織津姫が本当にたくさん坐すね⛩️🌸
蓮子（柳原白蓮）さんの願い、瀬織津姫が世に現れる時代はまさに今です！
瀬織津姫ブームにより、ここ滝観洞も全国的な瀬織津姫パワースポットの１つに数えられるようになることが私の願いです。
以上、滝観洞の潜入レポートでした💜
ぷーとん天の岩戸に隠されし女神はやはり瀬織津姫だった！
コメント