岩手県二戸市にある『武内神社』へ参拝してきました。
二戸市は岩手県の最北に位置し、青森県との県境にあります。
豊臣秀吉が天下統一最後に戦った武将と呼ばれる【九戸政実】のゆかりの地であり、国史跡・九戸城跡があります。
二戸・武内神社とは
仁徳天皇の時代の創建と伝えられ、蝦夷を鎮圧するため武内宿弥を祀った。
岩手県神道青年会より
武内宿弥は朝廷の三韓討伐で神功皇后の共をした軍人。
その後、坂上田村麻呂が社殿を修繕。時代が下っては南部藩が修築した。
昭和八年(1933)までの社殿は宝暦十三年(1763)の建立だが、境内の老ケヤキが折れて社殿を大破。
二十八年に修復された。
丸柱は宝暦(1751)時代のものである。御手洗池の清水は今なお冷たく、戦前に市内の造り酒屋で原料水として使った。
竹内宿祢も軍神とされているので、東北征服の際に征夷大将軍が八幡神こと誉田別命(ほんだわけのみこと)を祀るような感じでしょうか?
ご祭神・ご利益
ご祭神 | 武内宿祢公(たけのうちのすくね) |
ご利益 | 延命長寿、武運、立身出世、試験合格、勝負必勝、商売繁盛、子育て、厄除け |
アクセス
【武内神社】
〒028-6105
岩手県二戸市堀野字東側89-2
0195-23-3434
例祭:9月13日
駐車場:あり(宮司宅の手前に2台ほど)
御朱印:あり
🔹JR二戸駅から車で9分
🔹いわて銀河鉄道線・斗米駅から徒歩12分
🔹武内神社前バス停から徒歩2分
参拝レポート
こちらがお手洗池です。ここから流れ出る水からかつてお酒が造られていたのです。
すでに先客がお水を汲みに来ていました。
二戸市内にも清流水の組場があるので、岩手の名酒・南部美人の旨さはこれら二戸の湧き水に秘密があったのですね。
武内神社を事前情報なしで訪れたのですが、社号額をみればご祭神は武内宿祢であることが分かりますね。
武内神社社殿です。
木がきれいに剪定されていて、すっきりとした境内です。
後ろは高い木の雑木林になっています。
この石は、陰陽石でしょうか?岩にしっかりとくっつけてあります。
二戸は、古代からの信仰がカタチとしてしっかり残っているのが魅力です。
特に、奇祭『金勢祭り』はとにかく凄いので必見です!
授与品(御朱印など)
自宅兼社務所にインターフォンで御朱印をお願いし、拝領いたしました。
宮司さんは不在でしたが、書置き御朱印でご対応いただきました。
二戸は南部領の青森とのつながりも深かったり、昔からの信仰が根付いていたり、個人的に興味深い地と感じていています。(遠野市のような雰囲気)
今後も二戸へ訪れ、巡礼していきたいと思います🙏✨
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