神社が教えてくれる!生命の神秘と宇宙のつながり✨

神社の鳥居の秘密

神社って本当に奥深い神秘的な空間ですよね。
日本の神社とは、神様を奉る施設というだけでなく、人間本来の魂の還る神聖な場所を表している可能性があります。

ぷーとん

神社の構造って女性の身体を表している説、よく聞くわね!

愛らんど

古代の人々は、 私たちがまだ十分に理解していない「肉体と魂」と宇宙のつながりについて知っていたのではないかと思います✨

目次

神社は女性の身体を表している?

丹内山神社,花巻
丹内山神社(岩手県花巻市)

神社の拝殿までの道のりの鳥居 → 参道 → 本宮の配置は、実は女性の身体や母胎と関連していて、神社参拝という行為は「魂の浄化、死と再生」のプロセスを体験する儀式だった?!のかもしれません。

人間に魂という霊的なエネルギーがありきで生命活動ができているとしたら、魂という存在がある次元の場所を『宇宙』と考えて内容をまとめてみました。

鳥居は女性の脚?

 まず神社の鳥居は、私たちが住む俗世との境界線であり、神聖な場所への入り口を表しております。
「鳥居をくぐると空気が変わる」と感じる人は結構いますよね?

鳥居の門の形は女性の脚を意味し、女性の岐(ちまた)の中をぐるり抜けて進んでいきます。そして鳥居をくぐる時は一礼するのがマナーです。

そこを通ることでイメージできるのは、出産ですよね?女性の岐から赤ちゃんが産まれてきます。
産まれてきた場所へ戻るという行為は「現世に生まれる前の世界(宇宙)へ戻る」という象徴的な意味があるのでしょう。

鳥居は物理的な門ではなく「異なる世界をつなぐゲート」とも考えられます✨

 つまり、入り口の鳥居をくぐるとき

 「生まれ変わる」もしくは「魂の故郷に戻る」 

という霊的な世界とつながる働きがあるのかもしれません。

産道と参道:「結界を超える」意味

次は参拝するための道「参道」です。神聖な領域へ向かう通路の参道は、「産道」とも聞こえます。

産道は、赤ちゃんが母親の胎内から現世へ出るための通り道 です。

つまり、 参道を歩くことは、魂が新しい次元(宇宙)へと移動する儀式 なのではないでしょうか??

お宮と子宮:宇宙の中心?

 神社の拝殿・本殿などはお宮や本宮と呼ばれています。さらに奥には、奥宮・奥の院と呼ばれる神様を遥拝する場所を指します。

古代の宇宙観では、宇宙は母なる子宮のような存在 と考えられていました。

たとえば日本神話の「アメノミナカヌシ」、インド神話の「ブラフマン」、エジプト神話の「ヌト」も宇宙の根源神です。どこか「宇宙の母胎のような神秘的な場所」を表していますよね。

 もしお宮が 子宮=宇宙の根源 を象徴するのなら、神社は 宇宙と地球をつなぐエネルギーポイント だったのかもしれません!✨

 つまり、

神社参拝とは・・魂の誕生と再生のプロセスを追体験すること

だったのではないでしょうか。

神社と宇宙のつながり(北斗七星との関係)

北斗七星と神社の配置

たまに神社の配置が 、厄除けの結界?のような北斗七星と対応している(地上投影)地域があると言われています。(関東の平将門結界など)

北斗七星は、道教や仏教で「人間の生死、運勢」を司る星とされ、日本でも 妙見信仰(北極星・北辰信仰) が根強く残っています。
神仏習合の時代は妙見菩薩を祀っていたけど、アメノミナカヌシのご祭神に切り替わっている神社もあります。

ところで神社仏閣を星と同じ配置にするのは何故なのかと思いますよね?

昔から占星術では「下なるものは、上なるものの如く」という考え方があります。

空に輝く北斗七星を地上にもあえて照らし合わせることで、霊的世界(宇宙)のエネルギーと同調させる働きがあったのかもしれません。

女神と死後の世界

神社は地母神

女性と死後の世界を象徴する神話が世界中にあります。

イナンナやイザナミは、生命の誕生と死後の世界を司る地母神の要素を持ち、神社の母胎的な役割と重なる部分が多いのです。

1. イナンナと冥界下り:死と再生の象徴

 メソポタミア神話に登場する女神 イナンナ(イシュタル) は、愛と豊穣の女神ですが、彼女が 冥界へ降りる神話 があります。
簡単なあらすじとしては以下になります

 ・ イナンナは冥界へ旅し、7つの門を通るたびに衣服や装飾品を剥ぎ取られる
 ・ 冥界の女王エレシュキガル(姉)に殺される
 ・ 復活し、地上へ戻る

この物語は 女性の身体や出産の象徴 にも見えます。
 ・ 7つの門を通る= 胎内の7つの段階を象徴
 ・ 冥界で死ぬ= 出産時の「死の危険」 を暗示
 ・ 地上に戻る= 誕生・再生の儀式

イナンナは 生命の創造と死の両方を司る母なる女神 であり、彼女の冥界下りは 魂の生まれ変わりのプロセス を示しているのかもしれません。

2. イザナミと黄泉の国:生と死を超える存在

 日本神話の イザナミ も同様のパターンを持っています。

 ・ 夫のイザナギと共に日本を生む
 ・ 出産(火の神カグツチ)で死に、黄泉の国へ行く
 ・ イザナギが黄泉の国に迎えに行くが、彼女は変わり果てた姿になっていた
 ・ イザナギは逃げ出し、黄泉比良坂で「黄泉と現世の境界」を閉ざす

この話は「死と再生の境界」を示すと同時に、 国産みの最初の女性であるのでイザナミがかつて地母神だったことがわかります。
イザナミも 創造(生命の誕生) から 死の領域(冥界) までを支配する存在だったということですね。


まとめ鳥居・神社・母胎との関係

ここまででわかったこと。

  • 鳥居は”女性の脚”であり産道の入り口。鳥居をくぐることは、生命の起源(女性の岐)に還ること
  • 参道は”産道”であり生と死を超える道。産道を歩くことは、生まれ変わること
  • 本宮は”子宮であり母胎”。本宮で祈ることは、宇宙の中心で根源神と一体化すること

 日本の神社の構造は、地母神信仰の名残ではないか と思えてきます。

神社は、『魂の誕生と死と再生の場』であり、宇宙と地球をつなぐ深淵かつ神聖な場所だった可能性があります。

古代人はその本質的なつながりを理解し、神社を設計していたのかもしれませんね!というか、神社は地母神そのものではないかと感じました❤️

ぷーとん

魂が母胎を通ってあの世とこの世を行き来している・・

愛らんど

生命を産む女性の身体って神秘的とは思っていましたが、神社の神秘性はここから来ていたのですね⛩️✨

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