【呪術廻戦】のメインキャストの1人、釘崎野薔薇は「渋谷事変」で真人に顔を破壊され死亡?した描写からすっかり本編に登場することがなくなりました。(2022.9月時点)
野薔薇は鉄骨娘!必ず復活すると信じて待ちます・・・。
釘崎野薔薇は、勝気で好き嫌いがハッキリしている男勝りな性格です。
ゆえに、命の危険が伴う呪術高専へ入学した動機が「田舎が嫌で東京に住みたかったから!」と東京に憧れる田舎娘あるあるのセリフを吐いておりました。
しかし根底には「私が私であるために」、命をかけてでも自分の運命は自分で選択するために上京したのです。
地元にいたら、釘崎野薔薇が本来の釘崎野薔薇でいられなかった事情は何か?
そして釘崎野薔薇が嫌悪する盛岡まで4時間かかるクソ田舎とはいったいどんな村なのか?
野薔薇のバックボーンから出身地を秋田県ではないか?と考察してみました。
・釘崎野薔薇が故郷を出た理由
・釘崎野薔薇の出身地のモデルとなった村
・盛岡まで4時間の真相
釘崎野薔薇が故郷を出た理由
生まれた場所が東北の田舎であったとしても、他県や一番近い都市に進学するという道も普通に考えればあると思います。
けれど野薔薇は『地元で生きる』か、『東京の呪術高等専門学校に入学』という二択しか用意されていない運命にあったのかもしれません。
野薔薇が呪術高専への入学が虎杖より少し遅れたのは、祖母と揉めた経緯があったようです。
しかし呪術師である祖母の推薦で呪術高専の入学が決まったようなので、野薔薇の血筋は由緒ある呪術師の家系なのかもしれません。(秋田や青森にはゴミソと呼ばれる祈祷師がいる)
ということは大昔から村の神事などで、祈祷や卜占を任されている家系です。
祖母から術式を受け継いでいる野薔薇はいずれ呪術師としてその村での役割を継ぎ、一生そこで生涯終えるという人生が決まっていたのかもしれません。(おばあちゃんが望んでいたこと?)
野薔薇は幼いころ東京から引っ越してきた沙織ちゃんに出会い、田舎には無い品のある距離感に心を惹かれるようになります。
しかし、よそから来た人を警戒する村の性質からか沙織ちゃんちは次第に嫌がらせを受けて引っ越してしまいました。
このことで、同調圧力の強い閉鎖的な村の空気というものを肌で感じ「田舎いたら大切な人も離れていくし、自分のしたい事も阻害されるに違いない」と思うようになったのでしょう。
そして、東京に行けば田舎とくらべて『何もかもが素敵に違いない』と夢をみて上京を心に決めます。
釘崎野薔薇の出身地は秋田?
釘崎野薔薇の術式のモチーフは滝夜叉姫ではないか。という記事を以前書きました。
→呪術廻戦の呪術師は朝敵にされた者たちの末裔。五条悟は勝者側の空海がモデル!?
深掘りしようと秋田にまつわる伝承を追ってくうちに、ある村が目にとまり・・釘崎野薔薇の出身地のモデルとなった村ではないか?と思い調べてみました💡
秋田の上小阿仁村とは
釘崎野薔薇の出身地のモデル地は、『秋田県北秋田郡上小阿仁村』ではないかと推測します。
秋田県のほぼ真ん中に位置する山あいの村で、92%が山林原野で占められ総人口が2,000人ほどの秋田県いち人口が少なく高齢者が多い村です。
のどかな村で、風景が野薔薇の出た故郷ととても似た雰囲気のあるところです。
ちなみに、【上小阿仁村の村人】のツイートがこちら↓
野薔薇が上京する日の村の風景となんとなく重なりませんか??
それより【上小阿仁村の村人】のアイコンが釘崎野薔薇?!雰囲気が似てることに驚き!
綺麗な人ですね、さすが秋田美人❤
【上小阿仁村の村人の】ツイートの風景地、上小阿仁村沖田面地区水無団地前をググってみました。
まさかの、野薔薇が実家から旅立つシーンの風景と重なり驚きました💦↓
引用:『呪術廻戦』第1期 第3話 (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
それと、この村は「医者を追い出す村」というネガティブな話題で有名のようです。(概要は「医者いじめ、上小阿仁村」で検索してみてください)
↑やはり、同じような推理をする方もいらっしゃるようで。
この上小阿仁村で話題になった村人たちよる排他的な空気が、釘崎野薔薇が嫌悪している村の雰囲気のモデルになったのではないかと思います。
真偽のほどは不明ですが、超高齢化社会の現在によく見られる光景で、体調が良い悪いに関わらずご高齢者は頻繫に病院へ通います。
理由は、お医者さんに話を聞いてもらいたいのもあるし、薬をもらえば安心するというのが見受けられます。
どこの市町村でもありますが、隣人との距離感が近すぎたりするとトラブルは必ず起きます。
周りに合わせるのは地域がら必要な場合もありますが、『親しき仲にも礼儀あり』は大切なことですね。
→上小阿仁村の観光スポット
個人的に古い伝統を守り続けている田舎好きです✨
盛岡駅まで4時間の真相
アニメ第2話、盛岡駅での野薔薇のセリフ「盛岡までですでに4時間」。
ここから野薔薇の出身地を推理するしかなかったのですが、野薔薇が乗っている車両は秋田新幹線・E6系こまちであり、E5系はやぶさ(はやて・やまびこ)に連結をしてる描写があったことから秋田新幹線から乗り継いできたのでしょう。
引用:『呪術廻戦』第1期 第2話 (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
そこをヒントに経路を推測してみると、上小阿仁村で1番近い駅を利用かつ秋田新幹線こまちに乗って盛岡駅へ行く経路はほぼ1つしかありませんでした💡
上小阿仁村から近い駅、前田南駅を利用した場合のルートです↓
ルート【前田南駅~盛岡駅まで】
(秋田内陸縦貫鉄道)
↓
(秋田新幹線こまち16号)
↓
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【野薔薇の実家 ⇒ 前田南駅】までの経路を車かタクシーと仮定(※上小阿仁村中心部から車で約20分)します。
A.M.7時少し前に家を出たとすれば、盛岡駅まで約4時間くらいです!!どうでしょうか??
前田南駅は『君の名は。』の聖地
野薔薇が上京するための最初の出発駅『前田南駅』は、めちゃくちゃ田舎の雰囲気のある無人駅です🌸
実はこの前田南駅、大ヒットアニメ映画『君の名は。』で糸守駅のモデルに採用された無人駅のようで、聖地巡礼スポットとしてアニメファンが訪れる駅のようです。
駅で『ふみ』と別れる場面でも・・すこーしだけ雰囲気が似ています!(呪術廻戦15巻の125話参照)
新海誠監督は田舎の無人駅がお好みのようです★
まとめ
今回の記事で、わかったこと。
🔴野薔薇が故郷を出た理由
祖母の後を継いで一生田舎で過ごす運命から逃れるため。東京に行けばしがらみから逃れ自分らしく生きられると思った。
🔴野薔薇の出身地のモデルとなった村
『秋田県北秋田郡上小阿仁村』。風景や、村八分のような事件があった背景が物語の設定と似ているため。
🔴盛岡まで4時間の真相
【前田南駅~秋田新幹線こまち~盛岡駅】までの所要時間は、野薔薇が自宅を出てから前田南駅・出発時間まで40~50分要したと仮定すれば盛岡駅まで4時間と言えなくもない。(笑)
田舎を否定的に見る表現が多かったですが、隣人との距離が近いことは良い場合もたくさんあります!
特に子育てにおいて、両親共働きの核家族がほとんどの現代では地域の人との連携やつながりが必要となってきます。
困った時に手を差し伸べてくれるのは国や行政や遠くの親戚ではなく、身近にいる気心の知れた他人かもしれません。
『君の名は。』の聖地だったんですね!野薔薇のふるさと(仮)へ聖地巡礼してみよう♪
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