岩手県八幡平市に鎮座する『桜松神社』へ参拝してきました。
年に1度の例大祭の日だけ、御朱印が頒布されるのです!
桜松神社の境内には【日本の滝100選】に認定されている不動の滝があり、景勝地としても有名です。
桜が見ごろな5月3日の桜松神社の例大祭に合わせて、毎年『不動の滝まつり』も開催されております。
桜松神社とは
その昔、松の木に桜が咲いたのを見て村人が驚き、吉兆として崇めたという言い伝えがあり。
元々は滝不動やお不動様と呼ばれていましたが、明治4年に瀬織津姫を祀り、桜松神社と改称されました。
明治6年には郷社に昇格しております。
ご祭神・ご利益
ご祭神 | 不動明王 瀬織津姫 |
ご利益 | 開運、厄除け、家内安全、交通安全、縁結び、金運 |
伝承によると、松の木に桜が咲き、2人の村人は川底に綺麗なお姫様の姿を見たそうです。滝があった場所には、不動明王と機織り姫の姿をそれぞれ感じたそうです・・🌸
基本情報・アクセス
社名 | 桜松神社(不動の滝) |
所在地 | 〒028-7542 岩手県八幡平市高畑 (MAPはこちら) |
TEL | 0195−78−3500( 八幡平市観光協会) |
受付時間 | 不明 |
駐車場 | あり |
御朱印 | あり(イベント時のみ) |
公式HP | なし |
アクセス | ●安代ICから車で15分 ●新屋新駅からタクシーで15分 |
桜松神社参拝レポート
この日は5月3日、桜松神社の『例大祭』であり『不動の滝祭り』でした。
毎年この日は神社の鳥居手前にある桜松公園で、飲食屋台やちびっこ抽選会などゴールデンウィークらしい賑わいを見せております。
餅まきもあって、得した気分だったよ💕
桜松神社の鳥居は何個もあり、くぐるたびに神域感が増して行きます。
さすがにこの日は参拝客が多かったです。
授与所が開放されてます!
この日にだけ頒布される神札やお守り、御朱印はとってもレアですよね✨
手水舎はの水は、山からの清流水ですよ✨
この付近にある七時雨山は、北上川の源流という説があるそうです。
桜松神社の拝殿です。参拝の人が多くて、写り込んでしまうので引いた全景を撮れませんでしたが💦
「今年はマスクを外し、皆の笑顔がしっかり見られますように🌸」と願う。
桜松神社の見どころ
桜松神社の境内は、渓流沿いの遊歩道となっています。
滝や水の流れる音を聞き、季節ごとの彩りを感じながらお散歩を楽しむことができます。
縁結びの木
苔むした岩から伸びた2本の木が、真ん中のあたりだけ繋がってまた伸びています。
夫婦杉ならぬ、結びの楓ですね💕
ご祭神の瀬織津姫様は結びの女神なので、離れた木すら結んでくれるパワーをがあるのでしょうね笑
龍神様
『龍神様』がちょっとした崖の上に祀られています🐉
龍神や白蛇といえば、滝や瀬織津姫が坐すところによく祀られていますよね⛩️
祠をのぞいてみると。。白蛇のご神像だらけでした。
これは金運にご利益ありそうです💕
けっこう急な崖なので、登り降りには充分気をつけてくださいね。手すりなどもありません❌
不動堂
崖を切り崩した中にお堂があります。
かつて修験者の道場だった雰囲気が残っていますね。
手前にある大石は、旧正月3日に雪の積もり具合でその年の豊作の程度を占うみたいです。
(花巻市の『たろしの滝氷柱』測定会と似ています💡)
水と天候は農耕民にとって重要ですからね、しかし昔の人たちの感覚って鋭い!
不動の滝
名勝、『不動の滝』です。
滝の中ほどのところに鎮座する、不動明王像が見えますでしょうか?
15メートルの高さから落ちる滝の豪快なさまは、
【大祓祝詞】佐久那太理(サクナダリ)に落ち多岐つ速川の瀬に坐す瀬織津姫と言ふ神・・
(訳)滝が勢いよく落ちて水しぶきがある所の瀬にお住まいになっていた瀬織津姫という神様・・
大祓祝詞の一文は、この不動の滝であり瀬織津姫そのものを表現している。と述べられている歴史家もおります🌸
赤い橋からの眺めが神秘的ですね✨
ずっと佇んでいたくなるほど気持ちの良い景観です。
授与品(御朱印など)
授与所にはお守りや絵馬、不動尊・瀬織津姫が描かれた絵札つきの神札などが頒布されておりました。
【御朱印】 初穂料100円
印刷?の書き置きですが、朱印がしっかり押されています。
お祭りの催しで、歌謡ショーや神楽なども奉納されて賑やかで楽しい参拝となりました。
けっこう奥地なのだけど、参拝客が後を立たない雰囲気ですね。行って損はしないパワースポットです✨
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