青森県つがる市に鎮座する高山稲荷神社に行ってきました。
こちらは本州最北の千本鳥居がある、美しい景観の神社です。
千本鳥居の美しさと、心霊スポット?!としても名の知れた神社のようです🙏✨
高山稲荷神社とは
創建は不明ですが、鎌倉から室町時代にかけてつがるを統治していた豪族の津軽・安東氏の創建と伝えられています。
江戸時代の古地図には高山の地は三王(山王)坊山と記されていて、かつて安東氏の祈願所として山王坊日吉神社を中心に一大霊場がありました。
しかし南部氏による焼き討ちにより焼失してしまいますが、この時に山王大明神が光を放って流れ星のように高山の聖地に降りたことで境内社の三王神社創建となったとされています。
稲荷神社の創建は、江戸時代に赤穂城内に祀っていた稲荷大神が藩取り潰しなり、流浪の果てに弘前城から転々とし高山の地に遷し祀ったと伝えれるとのことです。
元々は先に三王神社が祀られていて、その後に稲荷神社が入り稲荷信仰が繫栄していったようです
アクセス
高山稲荷神社
〒038-3305
青森県つがる市牛潟町鷲宮沢147-1
0173-56-2015(社務所)
例大祭:旧暦6月10日、9月25日
高山稲荷神社HP
御朱印:あり
駐車場:あり
五所川原北ICから車で25分
JR五所川原駅から車で30分
JR五所川原駅からバス・タクシーで47分
(弘南バス小泊線→高山神社入口(40分)→タクシーで7分※徒歩だと1時間)
ご祭神・ご利益
ご祭神 | (うかのみたまのみこと) | 宇迦之御魂命(さたひこのみこと) | 佐田彦命(おおみやめのみこと) | 大宮能売命
ご利益 | 五穀豊穣、学業成就、商売繁盛、病気平癒、開運招福、 | 交通安全、海上安全、厄除け、災難消滅、家内安全、 | 良縁、夫婦和合、安産、諸願成就、 |
この三柱の神様は日本神話に登場します★
- ウカノミタマは「お稲荷さん」と呼ばれる食物の神様
- 佐田彦は「猿田彦」とも呼ばれ、道を開く導きの神様
- 大宮能売は「アメノウズメ」とも呼ばれ、人との和・芸能の神様
参拝レポート
入口鳥居です。大鳥居は駐車場への入口としてどんと構えておりました⛩
神仏習合の雰囲気が感じられます。しかしこの石段疲れました💦
右通路は『女坂』といって、ゆっくりと登れます。
左手前が手水舎で、右の石段の奥が拝殿です。
小雨が降った後の微妙な天気でしたが、参拝客はけっこういます。
ここからの境内社として、『作丈一稲荷神社』、『よんこ稲荷神社』、『熊五郎稲荷神社』、『三王神社』と四社ありました。
その他に3社ほど稲荷神社がありまして、お稲荷さんだらけで京都・伏見稲荷大社を思い出します❣
『龍神社』です✨池の真ん中に社殿があり、美しいお社でした。
千本鳥居に入ります!
鳥居が続く参道は神様が通る道なので、身が引き締まる感覚。
そして鮮やかな朱い鳥居が綺麗でずっと眺めていたい💖
千本鳥居を囲む庭園は朱い太鼓橋や池があり、とっても絵になります。
晴れていれば曲水の宴とか似合うんじゃないでしょうか✨
千本鳥居の先にある『神明社』です。
ご祭神は天照大神でした☀
神明社から見た千本鳥居です✨
天気は曇りでしたが、それでもこの赤鳥居の配置の美しさは圧巻!
ちなみ千本鳥居の参道の通過時間は3分ほどです💡
怖い?!神霊スポットの真相
なにやら高山稲荷神社は地元民はあまり近寄りたくない雰囲気の神社だったようで、心霊スポットとして名があがっておりますが・・・
おそらくは、千本鳥居を抜けた先にある『小神祠公園』から怖いイメージがついたのでしょうか??
全国から管理者の居なくなった狐や狛犬などを受け入れてて安置されている場所のようです。
大きい稲荷神社って、役割を終えた狐をたくさん預かっているイメージがあります。
わりと世間一般でお稲荷様は「ずっと信仰しないと祟りにあう」や、悪い低級霊を「狐に憑かれた」などと表現するため怖いイメージがついてしまったのかもしれません。。
しっかり魂を抜いてお祓いをしているので、私は怖いって気持ちは湧きませんでした💡
授与品(御朱印)
御朱印【初穂料・300円】
境内は綺麗に清掃されているし、池も整備されて気持ちの良い神社でした✨とっても映えるスポットなのでぜひ参拝してみてくださいね❣
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